この本は手作りビールの解説が中心の本でして、
- 趣味として広めていこう!
- 楽しくなったら日本自家醸造推進連盟(自家醸造の自由化を目指している)に入って!
- みんなで協力していこう!
という流れの本でした。
本書は1995年発売なので現時点(2019年)で24年も前の書籍です。
本のなかのビールの造り方は、チャーリー・パパジアンの書籍を参考としていました。
モルトエキスの缶詰(麦汁を煮詰めたシロップのようなもの)を使ったビール造りが中心となっていて、ホームブルーイング入門書となっています。
どんな人におすすめな本?

この本が発売された当初はチャーリー・パパジアンの翻訳本もなかったでしょう。
ネットも普及していないことを考えると、貴重な情報源となっていたことは想像できます。
なので、
- ホームブルーイングの歴史の流れを感じたい!
- 日本自家醸造推進連盟の人たちのビールレシピを知りたい!(オリジナルレシピとして9種類ほど掲載)
上記の2つに当てはまる人なら購入してみてもいいと思います。
最近のホームブルーイングを「わかりやすく学びたい」なら、
という本がお勧めです。
なんせ、わかりやすいです!
最後に
調べてみるとこんな記事が。
「2012年に公明党の松あきら副代表らは、参院議員会館で日本自家醸造推進連盟の山中貞博会長らから、手造りビールなど自家醸造の解禁に関する要望を受けた」
とのこと。
まだ解禁は先かなー。
先進国では解禁されている健全な趣味のホームブルーイング。
新しい動きとしてクラフトビールを牽引している伊勢角谷麦酒の 鈴木成宗会長が日本ホームブルワーズ協会を設立したりと楽しみではあります!
ホームブルーイングに興味があれば購入してもいいかもです。
マニアックすぎるのと、時代とともに知識もアップデートされていることを考えると、そこまでおすすめはしません笑
リンク
補足
ホームブルーイングのおすすめ書籍を2冊紹介しておきます。
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