こんにちは!
ビールに関する本を読みあさっています(^^)
本の役立ちポイントを見つけて紹介しています。
「購入するきっかけになったら嬉しいなー」なんて思っています。
- 「素敵なブルワリーに行ってみたい!」
- 「おいしいクラフトビールを飲んでみたい!(おいしくないクラフトビールも飲んでみたい)」
- 「クラフトビールについてもっと詳しくなりたい!」
著者は、アメリカ生まれのマーク・メリ教授。
最初は海外で発売された、日本のクラフトビールの英語ガイド本Craft Beer in Japan: the essential guide (English Edition)。
時を経て翻訳されたものが、本書日本のクラフトビールのすべてとなります。
「ずっと日本だけにいた人」には、きづきにくい視点、ビールをストレートに評価する姿勢に学ぶことが沢山ある1冊です。
おすすめのブルワリー
著者が、実際に足を運び体験した情報が多く、誠実さを感じます。
ブルワリーは、2016年の春時点の100社ほど掲載されています。
一つ一つのブルワリーの説明が丁寧ですし、ブルワリーの定番銘柄、限定銘柄が紹介されれています。
そして、ビールの評価がストレートで勉強になります。
ちなみに評価システムです。
☆☆☆☆ 世界レベル
☆☆☆/☆ 日本における同種のビールの中で最高レベル
☆☆☆ 興味深く、丁寧につくり込まれていて注目
☆☆/☆ 見かけたらのんでみる価値あり
☆☆ 好き嫌いが分かれそうなビール
☆/☆ 飲まなくてもよいビール
☆ 大きな問題があるビール
日本人の感覚的に、【大きな問題があるビール】には踏み込まない本が多いと思います。
逆に気になっちゃいまね!笑
あえてトライするのも確実に勉強になると思います。
注意としては、あくまで2016年時点の評価ということをお忘れなく…
おすすめリストトップ5のブルワリーを紹介しますね!
この本は説明が秀逸だったりしますし、ブルワリーだけを紹介しても問題ないかと思います。
何より評価が高いところは紹介したくて(^^)
小規模ブルーパブ
- あくら
- カンピオンエール(閉店し浅草店は現在ビール⼯房が経営)
- 麦雑穀工房
- 門司港ビール工房
- ワイ・マーケット・ブルーイング
大規模ブルーパブ
2016年 Bright Wave Media, Inc. 日本のクラフトビールのすべて 28Pより引用
まとめ
この本を読むことにより全国のブルワリーを知ることが出来ます。
評価が最高のビール、最低のビールも興味深いですし。
後は、やはり「日本人だけの目線では気づけないなー」というポイントです。
例えば、「日本らしさ」を与えたいのでお米を使用したビール。
醸造家と、試飲した西洋人とのエピソード。
ビールを試飲した西洋人はたいてい
「美味しいけれども米は要らない」
という評価をする。筆者もそう思ったので、それを醸造家に伝えたところ、彼は
「日本人としては、米は空気みたいなものだからか、ビールの中の米の味を全然感じていない」
と答えた。しかし、日本人がその味を感じなくて、西洋人のビール好きが嫌うのであれば、入れる意味があるのだろうか、疑問である。
2016年 Bright Wave Media, Inc. 日本のクラフトビールのすべて 13Pより引用
ごもっとも。感情的に米を使いたくなるのも理解出来ますけど…
「自己満足な面が強いんだ」という事にも気付かされます。
きっと、圧倒的に美味しければ評価も変わると思うのですがね!
このように普段当たり前だと思っているこに、新しい視点が手に入る1冊となっています。
新たな視点が欲しい方におすすめです!
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