こんにちは!
ビールに関する書籍を読みあさっています。
まず本書で、特殊なビールが紹介されています。
それはコックエール。
チキンが入っているそうで…どんな味なんでしょうね^^;
- 「自分でビールって造れるのかな?」
- 「造ろうと思うんだけど良い教材はないかな?」
こういった好奇心が強い方におすすめの1冊です。
あなたもビール造れちゃいます。
なんでホームブルワーのバイブルなの?
アメリカでは1979年に自家醸造が解禁されています。
1984年に発売された自分でビールを造る本―The Bible of Homebrewingは、
【90万部以上販売】されているんです。
著者はチャーリー・パパジアン。
こんなマニアックな本が90万部って凄い…。
バイブルとなっているのも、うなずけますね!
ただ本書は、文字がメインでイメージが湧きづらいのが難点。
その点、最近の書籍で
などはカラー写真つきでなのでホームブルーイングのイメージがしやすくなっています。
まとめ
- ホームブルーイングとはどういう趣味?
- どんな良いことが待っているのか?
- 何を大切に考えてビールを造るのか?
こういったホームブルワーの精神を学べます。
なにより実体験にもとづく70種類以上のビールレシピは魅力的です!
細かく丁寧に書かれていますので1冊で造ることも可能だと思いますよ
補足として人物紹介をしますね!
チャーリー・パパジアンて誰?
- 米国ホームブルワリー協会創設者
- 核工学を選考した科学者にして、子どもたちを教育する事で何年も生計を立ててきた人物
- キャッチフレーズは『Relax, don’t worry, have a homebrew』
自分でビールを造る本の前書きをビアハンターの、
マイケル・ジャクソン(ベルギーのビールを世界中に広めたり、ブリュードック創設のきっかけともなった人物!)
が書いています。
チャーリー・パパジアンが人々から愛され、ビールを愛している人柄が伝わってくる内容となっています。
この本は専門用語も多いのでちょっと難しいなーと感じます。
本を読み「しっかり覚えなきゃ!」って気持ちが強いと肩に力が入っているものですよね?
するとタイミングよく、「さあリラックス、肩の力を抜いて〜Relax, don’t worry, have a homebrew!」
と書かれています。
クスッと笑えてリラックスできます。
チャーリー・パパジアンの人柄が伝わって来るようです。
チャーリー・パパジアン流おいしいビールを造るコツは?
まずこの一文を読めただけでも買った価値があると感じました。
醸造の全てを完璧に理解している人などどこにもいません。我々ブルワーは自分で仕込んだビールをよく観察し、ノートを取り、その経験をもとに次の仕込みをする。そうやってより良いビールを造っていくのです。そこからまた新たな疑問が生まれ、創意工夫が生まれる。プロのブルワーに手とり足取りの指導を受けておいしいビールが出来上がったとしても、そこになんの意味があるでしょう?自分のビールは自分で造る。それがホームブルワーの真骨頂です。経験は人に聞いて身につくものではないのですから。
2001年 技報堂出版株式会社 著 チャーリー・パパジアン 自分でビールを造る本 228Pより引用
ホームブルワーの基本は?
- ビールとは何だろう?と自分に問いかけ、知識を深めていく。
- 材料を知ることがホームブルワーの基本!
コツは?
- 見て、聞いて、学んで、感じて、そして実行する。
これこそが美味しいビールを造るコツだと断言しています。
- ブルーイングノートを付けよう!
ノートの付け方まで解説!
失敗したら?
- ホームブルーイングはアクシデントがつきもの!
- 経験を豊かにする貴重な発見と考え活かしていこう!
それに第7章でトラブルシューティング(問題解決策)も載っているので安心です。
第7章は著者がこの本で一番大事な部分と書いています。
ホームブルーイングの文化ってどんな風なんだろう?
日本では認められていませんが、アメリカでは1979年に解禁されています。
「21歳以上の成人は1年に100ガロン(379リットル)以内であればOK!」みたいです。
350ml缶ビール1000本位かな?
「ホームブルーイングが趣味としてならいいよー」って社会で暮らしたことがないので想像できませんが、
チャーリー・パパジアンの1文で少しだけイメージできます。
ホームブルーイングはとてつもなく報われるホビーです。一度でもやってみればそれが理解出来るはずです。自分でも素晴らしいビールを造ることができるのだということを発見し、その喜びを他の人達と分かち合うことができるのです。新たな友人も出来るでしょう。伝統的なビールであれ、革新的なビールであれ、ホームブルーをするときにはぜひ楽しみながらやっていただきたいと思います。そしていつでも肩の力を抜いて、
2001年 技報堂出版株式会社 著 チャーリー・パパジアン 自分でビールを造る本 18Pより引用
こだわりの自家製ビールを持ち寄ってワイワイBBQしながら楽しみ語り合い、
ビールについて議論とかもしてるのかなー?
羨ましい限りです笑
日本でも解禁になれ!と願いを込めて終わります。
『Relax, don’t worry, have a homebrew』
あ、最後にアメリカのdogfish head craft breweryの動画でチャーリー・パパジアンが登場します。なんだか本のイメージ通りの素敵な人でした。
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