紹介します!【ビールのスタイル(種類)について詳しくなりたい人】必読です。

BEER STYLE GUIDELINE

こんにちは!

ビールと本読みの日々を送っています(^^)

ビールスタイル(種類)について詳しくなりたい!】

この願望にシンプルに答えてくれるのがビアスタイル・ガイドライン1804版(英語併記)です。

【ビール スタイル】で検索しても、

見つかるのは「スタイルとは何か?」から始まる、入門の説明サイト

「満たされない日々をお過ごしではありませんか?」

そんな人はいないですかね?笑

冗談はさておき、そんな思いを1冊で満たしてくれるのが、

ビアスタイル・ガイドライン1804版(英語併記)となります。

ビアスタイル・ガイドラインとは?

ビアスタイル

一言で説明すると、【ビールに携わる業界の人向けに作られた情報誌】です。

「スタイルとはなにか?」

という説明は抜きにしてこの本の説明に入ります。

  1. 米国ブリュワリー協会(Brewers Association)が発行
  2. 111種類ビールスタイルについて、ビールの特徴などを詳しく網羅
  3. 英語との併記。
    ビールに特化した英語学習も可能!

①米国ブリュワリー協会(Brewers Association)とは?

米国ブリュワリー協会は、ホームブルーイングの父、チャーリーパパジアンが創設し会長を務めていました。

設立の目的は、

「小規模で独立したアメリカのブルワー、クラフトビール、醸造愛好家のコミュニティを促進し保護すること」

クラフトビア・アソシエーション(日本地ビール協会)とも連携しています。

スタイルについて、なにが書かれているのか?

これは、引用させてもらったほうが分かりやすいと思います。

一番最初に掲載されているものから紹介しますね!

1.アメリカンスタイル・酵母なしウィートビール
 A.サブスタイル:酵母なしライトアメリカン・ウィートビール

酵母なしライトアメリカン・ウィートビールの色合いは、ストロー(麦わら色)からライト・アンバーの範囲。
冷温白濁があっても許される。ロー・レベルのフルーティーなエステル・アロマを備えている。
ホップのアロマ、フレーバー、苦味は、ローからミディアムレベル。モルトのアロマとフレーバーはローないしミディアム・ロー。モルト由来の甘味がローないしミディアム・ローのレベルで感じられる。
少なくとも30%以上の小麦麦芽を使用し、上面発酵酵母もしくは下面発酵酵母を用いて発酵させる。
ダイアセチルやフェノーリックなクローヴ香があってはならない。
ボディは非常にライトからミディアムの範囲。酵母を完全に濾過するので、マウスフィール、フレーバー。アロマに、酵母が感じられるのは好ましくない。
初期比重(プラート度):1.036-1.050(9.0-12.4)
最終比重(プラート度):1.004-1.016(1.0-4.1)
アルコール度数:3.8-5.0% ABV
ビタネス・ユニット:10-35 IBU
色度数:2-10 SRM(4-20 EBC)

2018年 クラフトビア・アソシエーション 発行 BEER STYLE CUIDELINE 2Pより引用

これが100種類以上つづきます(^^)

③英語との併記。 ビールに特化した英語学習も可能!

これはそのままです。

ページを開き、左側に英語の原文右側に翻訳文といった構成です。

海外のブルワリーで働こうと目指している方もいるでしょう。

そんな人の助けにもなります。

特殊なビールの表現の英単語もバッチリです!

まとめ

もし、「ビールのスタイルを知りたいな〜」くらいの考えなら、購入は控えたほうがいいと思います^^;

活字のみですし、あきて無駄になるかも知れません。

本書は【ビールのスタイルを本気で知りたい人のみに役立つ本】です。

あおってるわけじゃないです。

書籍代をパーにするならビールを買ったほうが楽しいはずですから(^^)

ビールに詳しい方も、自分の知らないスタイルを発見出来るはずです。

ブルワーの方は様々なスタイルの説明から、インスピレーションをもらうツールにも使えるんじゃないかと思います!

ビールスタイルについて詳しくなりたいあなたのための1冊】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
ゆきひろ
「メチャおいしいビール造るらしいよ!」って噂されるお爺さんになることに憧れている。趣味でビールを造って遊んでいる。ビールに関する本を毎週よんでいる。 そんな人です。 本の役立ちポイントをまとめてブログに記録しています。 ビールの味を客観的に評価できるようになりたくて「クラフトビア アソシエーション」主催の試験にトライ。 ジャパン・グレートビア・アワーズ2020に審査員として参加してきました。 まだまだですが、毎日コツコツ鍛錬中です。