ビールを造ってみたい方へ!知識0から30ページ読むだけでビールがつくれちゃう〜ホームブルーイングの入門書

まずこの本は厚さが約1cmなんですけど、知識ゼロから簡単にビールは作れるよーという本でして、極端に言うとたった30ページ読むだけでビールが作れちゃいます(全143ページ)。

これから何かしらビール関連の事に携わりたい!って人にはもってこいな気がします。読みながら仕込みながら飲みながら勉強できます。最高すね〜。

もちろん必要な道具(鍋とか計量カップなど大抵は台所やホームセンターで揃いそう)は書いてありますし、大きい鍋で麦汁をグツグツ煮込む必要も無く、缶入りのモルトエキスを購入すればOKです。日本国内では違法になりますが有り難いことにアルコール1%未満にする方法も併せて記載してくれているのでドキドキする必要ありません。科学の勉強です。

それに、この本は アドバンストブルーイング 著 とありまして1999年設立のビール・ワインづくりの道具と材料を販売する自家醸造専門店です。なので缶入りのモルトもここで購入できます。ビールに興味を持つまで存在すら存じ上げず、こういう会社もあるのかーと少し感動したことを覚えています。

ほぼ全ページにイラストや写真で作業工程について解説してくれていてこれが非常に役立ちます。ホームブルーイングをする際には必要な技術でサイホン(高い位置においた鍋から低い位置に置いた容器に高低差とホースを利用して液体を移動する技術で、つくったビールを瓶詰めする時なんかに使う)のやり方や、比重計(液体に縦にプカプカ浮かぶ温度計の様なイメージ。発酵前と発酵後に比重というものを図りアルコール度数を知ることができる)の使い方も写真で付きで目盛りの読み方、温度補正の表やアルコール度数を求める計算式もちゃんと記載されていて終始こんな感じで著者の愛情と情熱を感じます。

まとめとしましては、ステップ1〜ステップ4で構成されています。

  • ステップ1は入門編です。ビールってどうやってつくれるの?という疑問を実際に仕込みながら理解できます。
  • ステップ2〜ここから初級編かな?やや本格的な道具で20種類のレシピを解説してくれています。
  • ステップ3〜とうとう小さなブルワリーさんとほぼ一緒の作業が入ってきます。麦芽をグツグツ鍋で煮たり煮込んだ麦汁を濾過したり。手順に従い雑菌による汚染等に神経を使えば本当に美味しいビールが作れるかなと。
  • ステップ4〜ビールをより美味しくするための知識や、より楽しむためのテイスティング、ビールづくりの失敗と原因が書いてあります。それにマイクロブルワリーの立ち上げ方まで!夢がひろがりますね!

この本の最後に書いてある、《おわりに》が大好きなんで引用させてもらいます。

ビールづくりは農業であり、文化・芸術でもある。ビールは人の垣根を取り除き、人の輪をつくる。自分の感性で丹精こめてつくったビールが人を楽しくし、ときに喜びや感動をあたえる。人を豊かにする。その輪が大きくなって地域が豊かになり日本が豊かになっていく。家族で、仲間で、マイクロブルワリー立ち上げ計画を開始しよう。

2016年 マイナビ出版 著 アドバンストブルーイング 自分でつくる最高のビール 135Pより引用

ちなみにアドバンストブルーイングでは相澤塾というものを開催しているようです。ビールを自由に設計したいとか小規模醸造所を立ち上げたい!って人のプロ志向のコースのようですよー。

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yukihiro
記事を書いている僕は、ビールの知識を深めるために読書をしてこのブログにメモしています。 ビール醸造を趣味としています。もちろん国内では1%未満になるようにです… ビールの味を客観的に評価できるようになりたくて「クラフトビア アソシエーション」主催の試験にトライして、ジャパン・グレートビア・アワーズ2020に審査員として参加してきました。 まだまだですが、毎日コツコツ鍛錬中です。